2015年11月29日日曜日

久しぶりの水元公園


急に冷えたせいか体調が良く無い。


大人しくしていればいいのに、今日もフラフラとママチャリでやって来ました、水元公園。
正面左側はメタセコイヤの林。
まだ、紅葉には早い。



こちらはそろそろ色づき始めた(?まだか)メタセコイヤ。

で、こちらはメタセコイヤによく似たラクウショウ。
すっかり、落ち葉色。

結構大きな実が沢山ついている。

で、いつものオオタカ。

秋になり、葉っぱが少なくなって、多少見やすくなったが、、、遠い。

ジッと見ているとまた、頭がフラフラしてくる。



今日のカワセミさんはこんな感じ。

手すりに付いた糞の様子だと、ここにい付いているのか?


そしてこちらは前回に続いてアメリカヒドリ。

直射日光のあたる、メタリックグリーンも良いけれど、薄雲りのときの色もなかなかシック。



オオタカやカワセミはどこでも人気の的。
ずいぶん増えました。

頭がフラフラで、ゆっくり出かけて、久しぶりの来てコンビニおにぎりをほおばっていると、セグロセキレイが目の前に。

とっても身近な鳥でしたが、最近はハクセキレイに押されてずいぶんと少なくなったような気がします。
日本固有種だけに、応援したくなります。



2015年11月11日水曜日

雨上りの水元公園に来てみると、、、アメリカヒドリ!

昨日は冷たい雨。いよいよ秋が深まて来ました。
久しぶりに太陽の出る天気予報で、いつもの水元公園にやって来ました。


いきなりですが、久しぶりのアメリカヒドリ。

手前がアメリカヒドリ。メタリックグリーンの頭の色が印象的です。

その奥は普通のヒドリガモですが、良く見ると目の周りには緑色のアイシャドウ(?)。

ヒドリガモとアメリカヒドリは交雑が良く起こるとの事、おそらくそうした個体でしょう。


こちらはいつものカワセミ君。

公園のあちこちで、見られるようになりました。
随分と数が増えてきたのか?この春育った若鳥が多かったのか?

実はこのカワセミ君を見ていたら、隣に上のアメリカヒドリが居ました。

いやぁ、噂では聞いていましたが、ほんとに居た(笑)。



ここでは釣り人が多い。

そして釣り人の周りをうろつくアオサギ。

去年までは釣り人の周りをうろつくのはもっぱらコサギでしたが、今年はアオサギが多いような気がする。


何を考えているのか、
片足でたたずむアオサギ。

やっぱり、アオサギはこの方が存在感がある(笑い)。


最近、セグロセキレイが少なくなってきているように感じます。

水元公園でも、確実に居るのはここだけ。

一方で、増えているのはハクセキレイ。
我が家の目の前の公園でも見られます。

でも、ここではハクセキレイが来るとセグロセキレイが追い払っています。

ここのセグロセキレイは水辺だけではなくこうした陸地にもやって来ます。
先日は桜の木の枝を歩いていました(驚)。
オオタカのポイントには今日も居ました。遠すぎて、証拠写真にしかなりませんでしたけれど、、、
オオタカとかカワセミなど、見られるとうれしいけれど、、、
マンネリ気味の水元公園でしたが、久しぶりのアメリカヒドリで感激。本格的に冬のはじまりか?

2015年11月5日木曜日

荒川にハクガン?!

天気のいい日が続いています。さて、どこに行こう?
どうも、マンネリ。どうしたものかと思っていたら、以下のような情報。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/amuse/bird/CK2015110502000208.html

何々、自宅からママチャリの距離にハクガン!

さて、遠くない場所だとはわかっていましたが、
荒川と言っても広く長い。そこはどこ?

どうしたものかと堤防の上でタバコに火をつけると、
対岸に大勢の人が集まっているのがわかる。その中心には3つの白い点。

まだ白くなり切らない、幼鳥3羽が河川敷で草をついばんでいます。

1957年以来って、私の生まれる前の事(笑)。
10月中旬から来ていたのか、、、


3羽一緒になって、ひたすら食べる。
そこを取り巻く沢山のカメラの砲列。


じわじわと寄っていくカメラ、、、

特に人を警戒するわけでは無いが、一通り食事を済ませて、川の中へ。

ハクガンが川に行くとカメラの砲列は川岸に整列。

どこに行っても3羽は一緒。兄弟かな?

泳ぎながら水浴びをして、川岸に集まったカメラマンの上を飛び越えて芝生の上に帰って来ました。
それにしても、ガンをこんなに近くて見られるものだろうか?

いつまでここにいてくれるか? ここで、越冬してもらえると嬉しいが、
(2015.11.10修正)

2015年11月1日日曜日

秋の穏やかな日に庭先から


穏やかな秋の午前中にぼんやりと窓から庭を眺めていると、何やら動くもの。

おゃ、ジョウビタキ。

昨日、今シーズンの初声を聞いた奴かな?

アサガオの葉っぱの陰からパチっ!


目の前の生垣に移動。

ピントが今一なのは慌てたせいか?

窓越しに撮ったせいにしておこう(笑)。

それにしても、尾羽の脇の栗色が強い。
ひょっとするとオスの若い個体かな?

この後、生垣の下を黒猫が通って、ジョウビタキは飛んで行ってしまいました。

せっかくカメラを持ちだしたので、今咲いている庭の花を。

大阪から連れてきたツワブキは今年も元気。


お隣から侵入してきたランタナ。

中南米原産とか、、、庭に植えられているのを時々見ます。

とても元気で、厳冬期以外は大抵花が咲いています。実もなり、秋には小鳥が食べに来ますし、この藪ではメジロも休憩してます。

嫌いではないのですが、元気過ぎ!

どんどん押し寄せてくるので、年に何回か刈り込んでいます。隣の樹ですが(笑)。
そして、実が落ちて庭中から芽が出てきています。

この春に宿根アサガオと言うのを購入して植えてみました。

ノアサガオと言うのが標準的な名前か?
琉球アサガオとか、オーシャンブルーなどと言う名前で苗が売られています。

熱帯アジア原産で、近年の緑のカーテンブームで注目されているそうです。

ぐんぐん大きくなってきましたが、10月中旬になってようやく花が咲きました。
ネットで見てみると、2年目からは6月ぐらいから花をつけるそうです。

こいつも元気過ぎ。

根本近くの幹の太さはエンピツ程も有ります。
茎からは根も出てきて、ほとんどツタです。
ぐんぐん伸びて、お隣に侵入しそうになり慌てます(笑)。

普通のアサガオは名前の通り、朝咲いて昼には萎れてしまいますが、こちらは一日中咲いています。上の写真で、右側の色の薄いのが昨日咲いた花です。

私の緑のカーテンもそろそろ片付けたいのですが、さてこいつをどうしてやろうか?

2015年10月18日日曜日

荒川から葛西臨海公園へ


しばらく、すっきりしない天候でした。今日は曇り→晴れの予報なので、久しぶりに遠距離、

と言っても、いつもの荒川へ、いつものママチャリで、

いつものセイタカシギのポイントは、、、
いきなり居ました。

ありゃ、こいつには足環が付いている。

拡大して見ると、4個の足環。
どこでつけられたのか?

そしてこのセイタカシギが凄い数。

今は満潮でこれから潮が引くところ。
杭の上にずらりと並んだセイタカシギ。

ざっと数えても、35羽。

初めてここで見たときより、ずいぶんと増えたように思うが、、、



こうして、杭の上で休んでいると頃がその足の長さが良く分かると思います。

天気予報の通り、朝の曇り空。

でも、曇り空の方がセイタカシギのシックな姿はきれいに撮れる(笑)。


さて、その後どうしたものかと河口に向かってママチャリをこぎだすと、

目の前の芝生にイソシギが、

水辺から離れることのないイソシギが、
芝生の上では草に足をとられて歩きにくそう。

って、直ぐに飛んでいきました。


結局、葛西臨海公園まで来てしまいました。

天気予報の通り、朝は曇っていましたが晴天になり、大勢の人。

大勢のバードウォッチャー。

大勢集まっているところには、、、

ヨシゴイ。

一人でママチャリに乗っていたら、絶対に見つけられない。器用に葦の茎伝いに歩いていくヨシゴイ。

ずらりと並んだ望遠レンズの先を必死で探して、見つけられました(笑)。

この他、ここでもカワセミ。
意外に近いところに。

ブラブラ歩いているとキビタキの声(多分)。
今日は声だけ、チラ見もできませんでした。

気が付くとすでに12時。折からの催し物の東南アジアの屋台でチキンカレーを入手、
が、大きな鶏肉入りのカレーを盛られた紙のお皿を持ったまま、食べる場所を求めてウロウロ。

久しぶりに楽しい一日でした。また、日に焼けたけど(笑)。

2015年10月13日火曜日

飽きもせず、今日も水元公園


今日の水元公園も、オオタカを狙う人、カワセミを狙う人、そして、秋の渡りの小鳥を狙う人。
カワセミの里では大勢の前で、、、

飛び込んで、今まさに捕らえた魚を飲みこんだところ。

「ゲップ」って言う感じ。

ん~~~、

残念、魚をくわえたところはピンボケでした(笑)。
もちろん、飛び込むところはコンデジでは無理です。

一度、狩りに成功してしまうとしばらくは出てこないようで、大勢集まっていた人も帰り支度、、

秋の小鳥を探しながら、ママチャリで流していると、林の脇の水路からカワセミの声。

幅2mもない水路の上の藪に居ました。

直ぐ近くにいるタナゴ釣りのおじさんは無視して、ジッと水面を見つめて2度ほど飛び込みましたが、こちらは失敗してどこかに飛んで行ってしまいました。

この所天気の良い日が続いているので、何回もママチャリで来ていますが成果の方は上らない。もちろん、今日もオオタカは居ました。頭上5m位のところをいきなり飛んで行って、びっくり!
でも、秋の渡りの小鳥は、、、今日はサメビタキをチラ見。前回はキビタキをチラ見。前々回はエゾビタキをチラ見。
その前にツツドリを見たのがこの秋の収穫でしたが、それで終わりか?
まだ数は少ないものの、公園の池にはヒドリガモが来ました。そろそろ秋の鳥から冬の鳥に交代の時期か?

2015年10月6日火曜日

飽きもせず、水元公園


さて、夏が終わって良い天気が続いている。

そして、飽きもせず今日も水元公園へ。

ウィークデーにもかかわらず、オオタカを追いかける人、カワセミを待つ人、そして、秋の渡りの小鳥を探す人。

大勢の人がここに来ています。

私は寝坊をして、10時過ぎに到着。

どうにも収穫が無いなぁ~、と思っていたら、今日もちゃんといました。でも、遠い。
こんなに遠くからでも睨まれた!

いつものカワセミの里でも、結構な人。

でも、にこやかに談笑。

あらら、朝のピークは過ぎて皆さんは一仕事終えた後?

フラフラと池の反対方向まで来ると、幼稚園の秋の運動会の練習?
お遊戯の練習で大音響を響かせて、踊っている。
そそくさと通り過ぎようとした時に、カワセミの声。

これもチョット、いや、大分遠い。

秋の渡りの小鳥は、、、エゾビタキをチラ見しただけ。せっかくの良い季節なのにどうも、根性なしの秋の一日でした。

2015年9月30日水曜日

荒川から葛西臨海公園へ

前日に引き続き良い天気。

スーパームーンの二日後、
大潮は過ぎたけど、

久しぶりにやって来たセイタカシギのポイントは近づいた時から、その声が騒がしい。


まるでユリカモメのように沢山止まっている。


ざっと、数えただけで40羽超。

これから引き潮に向かって、朝食の為に目の前の干潟に降りてくる期待度大!

木の下、葦の陰に隠れて待っていてもなかなか近寄ってきてくれない。

どうしようもなく、回り込んでパチっ!

この足使いがセイタカシギ。


木の下、葦原の陰で、待っていたのに目の前には来てくれず。

潮が引くほどに、散り散りに、、、

昨シーズンはもっと近くに来てくれたのに、
どうも、ここにいるのを警戒されたかな?

いつもを警戒して、なかなか近寄らないイソシギもでもこんなに近くに来てくれたのに、、、

朝から来て、今日はこんなもんか?

さて、これからどうしよう??


えい!やっ!

と、葛西臨海公園までやって来ました。

遠くに望む東京ベイブリッジ。
この右には富士山も見えました。
が、写真になるほどにクリアに見えず。

臨海公園には、ウィークデーにもかかわらず大勢の人が鳥を見に来ていました。
林を探す人、草むらを見る人、湿地に向けてカメラを据える人。

私の成果は、ルリビタキとムシクイぐらい。

さて、ここまで来ると帰りも大変。荒川を下って、葛西臨海公園まで来て、旧江戸川から新中川沿いに、、、今日は良い天気。暑くは無いけれどママチャリをこいで汗をかく。その汗が乾いて顔は良い加減の塩焼きに、、、
久しぶりにつかれた(笑)。

2015年9月29日火曜日

秋の初めの水元公園


秋の青空をバックに梢でモズの高鳴き。

シルバーウィーク明けのウィークデーで、
さすがに今日は人出が少ない。


人が少ないといつもと違うところにカワセミが。

カワセミの里も大きな望遠レンズを構えた人は今日はチラホラ。

さすがに少ないなぁ~、と思っていたら、、、

公園の真ん中の大広場の草原に望遠レンズの砲列。

ノビタキが来てるらしいのですが、そこには加わらず。


いつもは誰かが望遠レンズを構えている場所も今日は閑散。

声が聞こえないので、居ないかと思ったら居ました。

オオタカ。

遠すぎて、この解像度。

まぁ、証拠写真と言うことで(笑)。

ん?今日の鳥の写真はみんな右向きだ。
特に意識はしていませんが(笑)。

さて、明日も天気がよさそうだ。

2015年9月19日土曜日

【番外編】白樺峠

シルバーウィーク初日、雨の多い夏でしたがこの日は久しぶりに晴れの予報。

北アルプスの南の隅っこ、白樺峠。

標高1700m。
ワシタカの渡りの観察地としてこの所注目されています。

何と言っても良いところは、この位置。

普通、ワシタカ類は下から見上げることが多いのですが、ここではこの角度からも見えることがあります。

特にこのハチクマが、比較的低いところを飛んでくれます。

ここ、「タカ見の広場」は峠の北東側の斜面を開いて、渡ってくるタカを見やすくしてあります。

ここから見えているのは上の方に陣取っている人だけですが、この斜面に何人の彦が来ているのか、、、

タカは正面の峰で上昇気流に乗って舞い上がり、こちらの方向に飛んできます。

周りの3000m級の山は雲で見えませんでしたが、この方向だけ雲が切れて、次から次へと渡ってくるタカでタバコも吸う暇がないほどでした。

上の写真の右側、谷の部分。

わずかに松本平が見えています。
この辺は松本南部、塩尻に近いあたりです。
(多分)

この写真の上の方にゴミの様に見えている黒い点が上昇気流に乗って舞い上がっているタカですが、、、

見えないかな?


もう一度、ハチクマ。

右側に飛ぶとこんな感じ。

って、真横過ぎてわからないか(笑)。

でも、この距離で真横をタカが飛ぶ!
なかなか感激です。

しかし、、、このハチクマは蜂の巣を襲って、その幼虫をヒナを育てる主食にしています。これだけのハチクマが渡って来るってことは、それだけ蜂の巣が食われているっていう事で、日本でどれだけの蜂の巣が食べられいるんだろうか?


こちらはノスリ。

ここではあまり人気が無い(笑)。

確かに都会近くでも、冬の草原や河原で見ることが出来ますが、、、

しかし、どの写真もピントが、、、


またまた、ハチクマ。

低いところに来ると、周りをきょろきょろしながら飛んでいるのがわかります。

時々、こちらを見て「おまえら何してるんだ」って言っているようです(笑)。

でも、この距離なら、もう少しピントが、、、

さて、こちらはサシバ。

東南アジアから来て、日本の低山帯で繁殖するので、いわゆる里山では一般的なタカです。

低山帯での繁殖ですので、信州ではあまり一般的ではないか?

タカの渡りではこのサシバがメインになりますが、今日はハチクマの方が多く渡ったように感じました。

午後遅めからはこちらの方が多くなったようです。

またまたまた、ハチクマ。

ハチクマはその色や模様の個体差が大きい鳥の一つです。

実は前日に実家の近くで午後3時ごろにミサゴ1羽が飛んでいるところを見ました。

こんな所で珍しいと思っていたら、その後9羽のハチクマ。
(1羽はノスリだったかもしれません。裸眼だったので詳細は不詳)

すべて東から西、白樺峠の方向でした。と言うわけで期待して来たわけです。

タカ見の広場は周りの樹が切り開かれて、明るくなっているので、草花もきれい。

マツムシソウに来たイチモンジセセリ。

一昨年に来た時にはこのマツムシソウにアサギマダラが止まっていました。

そう言えばタカに交じって、アサギマダラも上空を南西に向かって渡っていきました。

この標高のさらに上空をひらひらと舞いながら渡っていくアサギマダラを見ると、不思議な気持ち。応援したくなります。

帰りに立ち寄った駐車場近くの池。

オニヤンマにしては少々小さい。

コヤンマかな?

良く見るとあちこちで産卵中。

これから厳しい冬が来るでしょう。
命を繋いでゆく秋の日でした。


追伸:ピントの合ていない写真を数百枚も撮りました(泣)。写真なんか取らずに見ることに集中すればよかった。