2018年5月12日土曜日

少々足を延ばして奥日光戦場ヶ原

4月11日に出て、車中泊。
いつかは是非行きたいと思っていた奥日光戦場ヶ原に行ってきました。
イキナリから眠い写真で申し訳ありませんが、イスカ。
左右にずれてかみ合わないと言う、珍しい嘴を持った鳥。
そのかみ合わない嘴で松かさをこじ開けて、中の実を食べるという。
芽吹き始めたカラマツの枝先の松かさをこじ開けていました。
こちらはピントは合ったけど、、、
顔が向こうを向いている。
特別な珍鳥ではないけれど、そんなに多くは無い。
長い事、鳥を見ていますがこいつは初めて見ました。
それも、朝5時前から歩き始めてもう良いだろうと今日の鳥見を終わりにする直前。
こいつも遠くてピントが甘い。
ニュウナイスズメ。
本日の朝一番バッター。
これも居る所には居るので、特に追いかけてはいませんでしたが、実は初めて見ました。
身近にいるスズメと違って、林の中で生活しているそうです。
声は身近なスズメとよく似ていますが、こずえの先に出てきて囀り?

林の雀ですが、林の中の駐車場で。
町中の雀もそうですが、たくさん居るのにいざ写真を撮ろうとするとなかなか撮れ無い。
電線にとまっていたら、そのまんまの雀ですが、頭の栗色が赤っぽく頬の黒班が有りません。
こちらは雌。
身近なスズメと違って、雌雄で模様が違います。
ネコヤナギの花を食べに来たところ。
可愛いんですが、、、
残念なことにピントが、、、
こちらは、、、
あぁぁ、残念。
せっかくピントが合ったのに、顔は枝の向こう。
今回の行程の中で結構たくさん居ました。
でも、写真は撮りにくかった(笑)。
湿地の中の枯れ枝の先で囀るホオアカも寒さで丸まってる?
そう、今朝は寒かった。
一昨日の雨の時には奥日光は雪だったとか。
周りの高い山にはまだ白いものが残っていました。
湿原から渓流の中に入ると大声で囀っているいつもの元気印のミソサザイ。
谷沿いに居るので、葉が茂ってくると明るい陽の元ではなかなか見られない。
マガモ。
冬鳥として街中の公園にもいますが、
この時期にこの場所で。
近年北日本で繁殖の確認が増えているようですが、ここでは以前より繁殖していたそうです。
にしても、逃げない。
古くからの観光地で人に襲われたことがないの?
マガモは雄しかいないな。
雌は抱卵中かなぁ~、と思っていたら足元に居た。
抱卵中に水浴びと食事に出てきたところかな?
カルガモも居ましたが、このマガモのように人前に出てくることは有りませんでした。
また、飛んでいた小型のカモはオシドリかな?
ゴジュウカラ。頭を下にして樹の幹を下ってこれる唯一の鳥。
この前にチョットお年を召したご夫婦を追い越したら「キバシリ」との声。
思わず引き返して、ずいぶん久しぶりのキバシリを見ることが出来ました。
その時に、キバシリを教えてもらったお返しに、こっちの声はゴジュウカラですよ。
と、指をさしたら射程距離。
この写真、わかるかなぁ~?
樹の幹に横向きに止まって、こちらに白い胸を向けて嘴を左の方にぐいと出して、次に行くところを見定めている?
声はよく聞きますが近くで見るのは久しぶり。

キビタキ雄が2羽。
右下の雄は羽を膨らませて興奮状態?
左上の雄はジッと右下を気にしながら何を考えている?
キビタキは多かった。
でも、囀りはまだ一つで、あちこちでバトルの方が忙しい。まだ、到着したばかりかな?
草原では同様にノビタキもバトル中。3羽が睨み合いの場面もあり、渡って来たばかりで陣取り合戦をあちこちで見ました。
林や森の中はこの他にもサメビタキ・コサメビタキ・ビンズイ・アカハラ・センダイムシクイ・メボソムシクイと次から次へといろいろな鳥の声。

ミツバツツジ(多分)が花盛りでした。
標高約1400mの戦場ヶ原。
春の到来は私の育った信州の同程度の標高の場所より3週間ほど遅いのかなぁ~と言う印象。
ここは湿原・草原・灌木・渓流・森林と実に多彩な環境で多くの鳥。
さすがに日本有数の探鳥地。すれ違う人の6割ぐらいは探鳥目的と思われる人でした。
【おまけ】
有名な観光地の日光東照宮から上った中禅寺湖のさらに上にある奥日光の戦場ヶ原。
なぜ戦場ヶ原?と言う解説看板。

【言い訳】
で、なぜここに来たかったかと言うと。
「ズビァーク、ズビァーク」と鳴きながら夜空を飛ぶオオジシギの声を聴きたかったのですが、こちらの声は1.5回しか聞けませんでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿