秋の恒例、白樺峠に9月20日に行ってきました。
直前の台風のその前には二千二百羽ものタカが通り、台風直後の19日にも二千二百羽台。
さて、今日はどうなるか?
低気圧が通り過ぎて、二日目の方が良いなどと言う噂も有りますが、、、
群れの本体が通り過ぎてもそこそこは通るのでは?
と、期待して、、、
ハチクマ。
大抵のタカの渡りのポイントは首が痛くなるほど空を見上げないといけませんが、ここは時々目の高さや、目の位置より低いところを飛んでくれるのが魅力です。
でも、いきなりボケボケの写真ですみません。
午前中は時々、ポツポツと渡るハチクマやサシバ。
こちらもハチクマ。
で、タカの写真はこれで終わり。
数羽のサシバとハチクマに2羽のツミを見ただけでした。
翌日、『信州ワシタカ類渡り調査研究グループ』の記録を見てみるとこの日観察できたのは91羽。しかも群れが通過したのは朝のみとの事。
タカ以外ではホシガラスやアマツバメ。
一羽づつでしたけど。
クジャクチョウ。
平日にもかかわらずタカの渡りを見に大勢来ている皆さんはタカが来ないので、暇を持て余してチョウの写真。
今年は特に多い?
いや、今年はタカが居ないから、こちらに目が行く?
ヒメアカタテハ。
今年は渡りが早いとの噂も有り、チョット早めに来たら、マツムシソウがまだきれいに咲いていました。
マツムシソウとキアゲハ。
羽が少し草の葉に隠れてしまった。
キアゲハの向こうにチョット見えているのは次の写真。
イチモンジセセリ。
(多分、、、汗)。
タカ見の広場は松本市が市有地を開放して、有志が整備しています。
タカが見やすいように東側の斜面を切り開き、簡易ベンチも置いてくれています。
そこに座って、タカを待っていた時にすぐ横のマツムシソウに来たイチモンジセセリ。
15㎝程の距離のマクロ撮影。
この戦闘機のような羽が不思議です。
この他にも数種類の蝶が居ました。
お目当てはここに残っているマツムシソウでしょう。
もちろん、タカと一緒に南にわたるアサギマダラも居ましたが、どうやらマツムシソウはお好みではない。フジバカマがあると落ち着いてくれそうなんですが。
さて、午後になると天気はますます悪くなり、南風がどんどん強くなる。(タカの渡りの向い風)気温もぐんぐん下がって来て、2時に退却しました。
それにしても、この場所を整備して毎日タカの渡りを記録しいる『信州ワシタカ類渡り調査研究グループ』の方々には頭が下がります。感謝感謝!
追伸:これを書いた21日は打って変わっての晴天。自宅で雑用をこなしていましたが白樺峠はどうなったかな?
21日は475羽だったそうです。前日の5倍以上。しかも、爽やかな晴天の元、間断なくタカが渡ったとの事。残念でした、、、
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