1月12日、
週末に向けて寒気の到来が予報されています。
寒くなる前の霞ケ浦。
雁を見ようとやって来ました。
晴天の霞ケ浦。
いきなりですが、チュウヒ。
日本の葦原で越冬するタカの仲間です。
草原のタカのチュウヒは個体差が非常に大きな種です。
霞ケ浦の葦原には多くのチュウヒ。
多い時には一度に5羽が飛んでいました。
沢山いるんですが、写真が撮れるかどうかは別。
コンデジでは動いているものにピントを合わせるのは難しい。
何とか見られるものは20回に1回ぐらい(笑)。
こちらは後姿ですが、青灰色。
恐らく雄。
と思う。
こちらはもっと灰色。
下側はここまで白い。
ん?灰色。
こんなのは初めてなのでうれしくなって、
もう一枚。
風切り羽の先の黒さが印象的です。
チュウヒだけでは無くてミサゴも多い。
多くても写真が撮れるとは限らない(笑)。
前後しますが、こちらは雁のポイント。
のんびり出かけてきたら、雁は朝8時半に飛び立ってしまって、戻ってくるのは陽が落ちてからとの事。
明日の朝になるかもしれないが、、、とも言われてしまいました。
まぁ、しょうがない。
チュウヒのポイントで一日過ごそうと、その時に目の前にいたのはチョウゲンボウ。
チュウヒを楽しんだ後、午後4時に戻って来ました。
そして、5時近くになると陽が沈む。
夕焼け。
広い関東の夕焼けは地平線がいつまでも明るい。
山国育ちの私には経験のない光景。
まだ、雁は帰ってこない。
そして月が昇る。
今日は満月らしい。
良い月だ。
でも、雁は帰ってこない。
暖かい日とは言え、さすがに寒さが身に染みる。
もう、月明かりと街の明かりだけ、、、
諦めかけたときに闇の中から声が、、、
帰って来た!
かすかに光の残った夜空の中にシルエット。
5~60羽ぐらいか。
オオヒシクイ。
雁の標準和名ヒシクイの亜種です。
ことしは131羽が記録されているそうで、今帰って来たのは半分ほどかな?
でも、今日はもう寒さで限界。真っ暗になった道を帰りました。
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