9月27日、好天が見込めるとタカ見のポイントとして有名な白樺峠へ、
まずはハチクマ。
タカの渡りを観察できるポイントは沢山ありますが、ここの特徴の一つはハチクマが多い事。
ハチクマ、その2。
ハチクマの特徴は首が長く見えること。
タカの観察のポイントの多くは渡りのルートにある海に突き出した岬ですが、ここは北アルプスの南端にある標高1700mの峠。
高いところから見る為、時々、こうして目の高さを飛んでくれます。
ハチクマ、その3。
ハチクマのもう一つの特徴は色のバリエーションの多い事。
白っぽいものから、暗色のものまで、
色とその模様は様々です。
ハチクマ、その4。
真下から。
今さらですが、いつものコンデジ。
動いているもののピントがなかなか、、、
いつもの言い訳。
このポイントのもう一つのポイントはハチクマが多い事。ハチの子を食べて育つハチクマ。
ここで、ハチクマを見ているとどれほど多くの蜂の巣が襲われているかと、ハチが可哀そうになります(笑)。
こちらはサシバ。
ん~、チョット遠い。
サシバ、2。
小動物や昆虫を主食とする里山のタカです。
が、低山帯で繁殖すため私は信州で見るのはこの渡りの時だけです。
数が一番多く、タカの渡りを観察する時にはほとんどがサシバです。
サシバ、3。
サシバは下から見ると大抵は白っぽく見えますが、これは黒っぽい。
暗色型?
ハチクマに比べると、だいぶん小さいタカです。
見上げている時には大きさの差はあまり良く分かりませんが、動き始めると早い。
その為、なかなかピントが合わない。
と、また、言い訳(笑)。
ノスリ。
ここではサシバ、ハチクマに次いで3番目に多く観察できます。
ボテッとした感じ。
ボテッとして、ゆっくり飛んでくれるのにピントが合わない。
やっぱり、腕のせいか(笑)。
ここを越えて沢山わたっていきますが、越冬する個体も多く、冬でもよく観察できます。
可哀そうに、ここではなぜかあまり人気がない。
平日にもかかわらず、大勢の人。
駐車場の車は半分以上が県外。
タカの観察のために、東側の斜面を切り開いてくれて、ベンチまで作ってくれています。
正面の谷の向こうは松本平。望遠鏡で見ると、アルプス公園の展望台が見えました。
写真は撮れませんでしたが、小型のタカのツミの他、アオバト、カケスなど。そして、渡りをするチョウとして有名なアサギマダラも居ました。
後ろには乗鞍岳。
この上を通過したタカは、恐らく乗鞍の南側(左側)を岐阜県の方向へ越えていくのでしょう。
今年は夏の終わりから台風など長雨が続き、鳥の渡りには悪条件が続いていました。
2日前に久しぶりに晴れたときには1日で4千8百羽以上がここを通過したとか。
私が行った日には残念ながら300羽強だったそうですが、十分楽しめました。
渡りの時期ですね!白樺峠!いいなあ!
返信削除今年は早いのでは?・・・・・・
藤松さん、お久しぶり。
削除白樺峠のタカの渡りは9月の下旬。いわゆるシルバーウィークの前後です。
有名な伊良子崎はこれからになります。
白樺峠は松本から50Km,車で1時間少々です。是非、一緒に行きましょう。