蒸し暑い梅雨が終わり、さぁこれから夏だと思ったら曇天続き、
東京の夏とは思えないちょっと涼しい日。
久しぶりに朝から水元公園へ。
天気とは関係なく夏の水元公園でした。
いきなりですが、ウチワヤンマ。
詳しくは後ほど。
まずはハスの花。
夏の水元公園と言えばこれ。
身長ほどに立ち上がった茎から次々と花が咲いています。
開き切った花より、開きつつあるところの方がきれいに感じる?
右上はもう実になりつつある花の跡。
そして、オニバスの花。
オニバスの池では棘のあるゴツイ葉をしたから突き破って、沢山の花が咲いていました。
こんなに咲いているのを見たのは初めて、、、って、この季節に来たのが初めてか(笑)。
ぁ、北の方の池でも一つだけオニバスの花が咲いていました。
そのオニバスの池で家族にはぐれたのかカルガモのヒナが一羽。
カラスに見つかるなよ!
オニバスの池の隣はアサザの自生地。
たくさんの花が咲いていました。
こんなにたくさん咲いているのを見たのは初めて。
そうか、この季節に来たのが初めて(笑)。
アサザの群生地にたたずむアオサギ。
ん~、他に鳥は居ないのか?
チョット、時間を巻き戻して
アオサギとホシゴイ(ゴイサギの若鳥)。
親子ではありません(笑)。
アオサギが子供を見るような目で、ホシゴイを見ているように見えますが、良く見ると、ホシゴイの方が向こうにいる。
その近くには
キツネノカミソリ。
ヒガンバナによく似ていますが、その近縁との事。
ちょうど今、柳田國男を読んでいますが、
ヒガンバナの事をキツネノカミソリという地域もある云々。
ぁあ、辛気臭い。
チョット足を延ばして対岸の三郷公園ではこちら、
色違い?
園芸品種でもあるのだろうか?
さて、気を取り直してアサザの池。
ここはトンボも多い。
まずは目まで赤いショウジョウトンボ。
沢山いるがなかなか止まってくれない。
30分待って、ようやくとまってくれた。
チョウトンボ。
羽の先が透明で、ヒラヒラ飛ぶので蝶々に見える。
近年減ってきているそうですが、ここでも以前にいた淀川でも結構いたけどなぁ~、
って、沢山いた時代を知らないだけか(笑)。
なかなか止まったトンボが見つからないので、場所を移して探していたら、ウスバキトンボかな?
滅多に止まったところを見ないと思ったら草むらの中。
南から来てこの辺では8月ごろ見られ、代を重ねながら北に進み、11月ごろには息絶えてしまうとか、
毎年絶滅するために北上してくる夏だけのトンボ。
シオヤトンボ。
(多分)
お目当てのコシアキトンボはなかなか止まってくれないが、こいつは結構いました。
こちらはシオヤトンボの雌と思うが、、、
シオカラトンボ
こちらは間違いないと思うが、、、
ん~~~、
トンボはややこしい。
気を取り直して、ウチワヤンマ。
見回りの為に止まっている場所がわかると必ずそこに戻って来るので、写真に撮りやすい。
さて、そろそろ帰ろうかと思った時に水面に何やらややこしいものが。
何だ?
ピントは悪いのですが、
どうやら、交尾中のウチワヤンマ。
雄の尻尾の先がちゃんと撮れたら良かったんだけど、、、
ややこしい状況から、下に残ったのがこちら。
多分雌。
お腹が大きい。
この後、水面に飛び込む様に産卵を始めました。
雄はこの上を警戒飛行。
他のウチワヤンマの侵入を許さない体勢。
ウチワヤンマの産卵を見ていたら、
(産卵の瞬間は撮れませんでしたが)
足元でなかなか撮れなかったコシアキトンボが、産卵中。
こちらは飛びながら、尻尾を水面に叩きつける産卵。
にぎやかに飛び回っていたコアジサシも、うるさい程に囀っていたオオヨシキリも居なくなり、小鳥の林の中は蝉の声がうるさい状況。相変わらずカワセミを狙う人、オオタカを探す人がいる中で鳥以外を探した一日でした。
ぉやっと、セミの声のかげからコオロギの声。ありゃ、秋もう始まった?
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