まずは高原のキセキレイ。
谷川沿いで見ることが普通のキセキレイ。
美ヶ原の牧場近くの標高2000m弱の場所で気持ちよさそうに囀っていました。
この他、王ヶ頭の2000mを超える間所でも囀っていました。
高原をしばらく歩くとチョコマカとうごいているのはノビタキの巣立ち雛。
ようやく飛べるようになったところかな?
3羽ほどいたので、当然近くには親鳥が。
居ました。
ノビタキ雄。
黒い頭と淡い栗色のよだれかけ。
背中の黒と羽に入った白が良く目立ちます。
典型的な高原の鳥ですが、北海道では海抜0mの海岸の草原で沢山繁殖しています。
今日はノビタキが多い。
うれしくなって、もう一枚。
何回も来ている場所ですが、こんなにたくさんのノビタキを見たのは初めてです。
でも、雌が全然出てこないのは何故?
こちらはビンズイ。
高原の縁から西側に向かって下る斜面の上部で沢山鳴いていました。
ビンズイは「樹雲雀」とも呼ばれるそうで、ヒバリに似た声で囀ります。
ヒバリほど長くは鳴かないのですが、飛びながらも囀ります。
こちらは、囀りながら着地(着木)するところ。
こちらも典型的な高原の鳥、ホオアカ。
いつもの所で、いつもの様に、、、
去年もここで同じような写真を撮ったような気がする。
気のせい、、、
では無いと思う。
囀りもホオジロに近い。動画でどうぞ。
(これも去年と一緒から(笑))
高原ではレンゲツツジが三分咲き。
美ヶ原の今の季節の代表的な花だと思います。
(今の時期、どこでもこの花とも言う)
美ヶ原の最高峰。
王ヶ頭。
先月も撮ったな。
いつもならこの背景に北アルプスが見えるのですが、天気が良いとはいえ梅雨の時期で、空が霞んで遠くの山は全然見えません。
松本平を見下ろす王ヶ頭の山頂にはいくつかの電波塔と予約が取れないと噂の「王ヶ頭ホテル」があります。
この周りはイワツバメの繁殖地になっていますが、今日はまた一段と多い。50羽以上は居そう。
ヒナが巣立ったのかな?
こちらは電波塔の下の建物の軒下。
巣立ち雛と思われるイワツバメ。
こちらは王が当ホテルの軒下。
2番子の抱卵中?
お椀型のツバメの巣と違ってイワツバメは底の深いつぼ型のつを作ります。
しかし、ホテルの窓に向かって望遠レンズを向けるのは勇気がいります。
(笑)
高原牧場の周りはいろいろな鳥が楽しめますが、牧場の中はヒバリだけ。時々、ノスリやチョウゲンボウ。
この雲雀は草の中に座り込んでいますが、巣ではありません。さっきまで地面で囀っていたのが、レンズを向けると身を低くして警戒態勢。頭の毛を逆立てて緊張しているのがわかります。
王ヶ頭から牧場の中を突っ切って、茶臼山への途中。
おそらく鹿対策だとは思いますが、
捕獲されないように注意しながらこの中に突入。
ぁ、私は野生鳥獣ではありません。
茶臼山到着。
看板が新しくなっていてびっくり!
この方向には八ヶ岳、空気が澄んでいればその右に富士山が見えるのですが、今日は靄でいて陽射しはあるのに何も見えず。
朝6時から歩き始めてここでお昼。
後は降りるだけ。
下り路であったいつも元気なミソサザイ。
いつものボヤキですが、暗い林床ではなかなかピントが合わなくて、、、
朝早く出たのに登り道ではほとんど鳥が鳴かずトホホ状態でしたが下りではクロジの声を聞いたり、久しぶりにキバシリを見たりと少しだけリベンジ。
カッコウ類4種(カッコウ、ホトトギス、ジュウイチ、ツツドリ)の声が聞けたのが小さな成果。